次元間ベンダー 試験販売記録

次元間ベンダーの詳細については別添文書を参照。

※注意事項
異世界と物品のやりとりを直接行うため、次元間ベンダーはバイオハザード対策を施した特別実験室に安置される。
次元間ベンダー内に販売のため「仕入れる」物品は必ず事前に無菌化処理を施し、回収「通貨」もバイオハザードの危険が完全に除去されない限り、施設外に持ち出してはならない。


販売物品:通常のペットボトル入り緑茶1本
回収通貨:メソポタミアの楔形文字に酷似しているが解読不能の文字が彫り込まれたアルミニウム硬貨3枚。
備考:流石にコインに記載されている程度の文字数から未知の言語を解読するのは不可能だ。


販売物品:おでんの缶詰1個
回収通貨:「ごえんがありますように」と手書きされた和紙で包まれた5円玉。様式・材質はこの世界の日本政府発行のものと同一であるが、年号は昭和94年。


販売物品:ヘイアン美人スプレー缶1本
回収通貨:未知の言語・数字が彫り込まれた純度89%の金貨1枚。付着していた微量の物質から検出されたDNAが検出された。金貨を所持していた生物は、人類と常緑広葉樹の双方の特徴を持つ可能性を示唆している。
備考:もしも購入者が、光合成によってエネルギーを得ている知的生物であったなら、ヘイアン美人を本来のやり方で自己使用することは致命的な結果を招くかもしれない。


販売物品:色鉛筆12色セット1組
回収通貨:500円玉大の氷塊24個。コインであったと思われるが、回収時にすでに溶け始めており正確なデザインは不明。
備考:ベンダー内に残された水滴の量、出現からの推定経過時間等から求められた出現時の温度を推定。結果:零下185℃。氷が通常溶けることのない低温の世界と思われる。


販売物品:GPS送信機一台
回収通貨:直径3.2㎝の銀貨13枚。雲の上に立って両手を広げた髭の老人の姿が描かれている。下部に「神のものは神に、皇帝のものは皇帝に」と書かれている。
備考:GPS受信機からの反応は購入後一切なし。


販売物品:カップ麺(カレー味)1個
回収通貨:姫路城観光記念メダルと外観・サイズが同一で材質のみ異なる貨幣。黄色の部分が純金、銀色の部分が純銀、白色のゆるキャラが描かれた部分は純プラチナであった。


販売物品:イラスト★レーション(A4判100枚入り)付属カラーペン含む
回収通貨:旗を持った多数の人型生物が描かれたピンク色の紙片1枚。羊皮紙に酷似した材質。ただし遺伝子と思われる含有物は、DNAではない未知の物質であり、解析の目途は立っていない。
備考:描かれた人型は後の研究で、コナン=ドイル『踊る人形』に登場する暗号と完全に一致することが判明した。

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